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愛おしいキミに極甘な林檎を
第30章 低俗な野望と片思い

「彼氏のために僕とすればいいじゃないですか。体を許したことがあるんですからできないわけないですよね?」
「んぐっ…、嫌です……」
逃げようとしても腕を引き寄せられてバランスを崩し、理人さんの方に倒れ込むしかなかった。
「初めての彼氏に振られてから遊んでいたんでしょう?好きでもない男とセックスすることだってできるじゃないですか」
「今はもうできません……」
雄の目で見てくる理人さんは私のブラウスのボタンを外した後にブラジャーの方へ向かって手を入れてくる。
力の差が歴然で胸を触られないように押さえて自分の体を守るので精一杯だった。
「人はそう簡単に変われないものなんですよ?風子さん……」

