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アンニュイから~企画に魅せられて
第1章 日曜日の午後は
舌と唇を使って舐め、先端を口に含んで吸った。
チュパッ、チュパッ。

「はぁ……ヒロ君……」

甘いため息と一緒に聞こえてくる俺の名前。その声が俺の心をくすぐり、駆り立てる。

ねっとりと先端へ向かって舌を這わせ、根元まで口に含む。じゅぽっ、じゅぽっ、音を立ててフェラ。伊織の息が乱れ始め、俺も興奮、ちんこの先が当たって、トランクスが濡れてきた。


視線を上げ、伊織の表情を伺う。
切ない目で俺を見下ろしている。
伊織の足から下着ごとスキニーを抜き取った。伊織を全裸にし、それから俺も服を脱ぎ始めると。

「ローション、取ってきます」

俺は、ハッとして、伊織の腕を掴む。

「あのよ、今日は、入れるの、ナシだよな?」

「さっき、トイレに籠っていましたよね?」

見透かしたような目つきに、一瞬たじろぐ。
アリって言いたいのか? いやいや、ムリムリ。

「小便くらい行くだろ」

「十分近くいましたよね? おしっこでそんなに時間が掛かりますか?」

「うっ」


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