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明日に架ける橋
第2章 秘めた想い
上半身をわずかに起こした清人と目が合う。
清人はさっきよりずっと顔色がよくなっていて、代わりにその目は欲望で燃えていた。
ゆっくりとショーツを脱がす。
バスルームの冷たい床の感触が火照った体に心地よいぐらいだった。

清人の体が離れたかと思うと、花憐の下半身へと移動し、花憐の足を開いた。

突然秘部を見られて、花憐は声を上げて手で隠した。

「手をどけて」
「や、やめてください・・・・!いやです・・・・・!」
「痛くないから」
「そうじゃなくて・・・・。い、今までみたいにするのじゃダメなんですか・・・・?」

まさか自分の性器を明るい場所でこんな間近に見られるとは、と花憐は恐れおののいた。
自分でもまともに見たことなどないというのに。

「舌でするのはまた違った気持ちよさなんだよ。いいから俺に任せて」


気持ちよさを求めるよりも、見られることの恥ずかしさの方がずっと大きい花憐は、
どうしても手を退けることができない。

清人は隠している花憐の左手の中指を付け根まで口に含んでねっとりと吸った。
花憐の冷えた指先が清人の舌や唇によって暖められる。

清人は強引に手をはずすことはせず、花憐の手や足の付け根を愛撫しながら警戒がほぐれるのを待った。

花憐がとうとう観念して手をどけると、清人はすぐにその潤った割れ目に舌をあて、
上下に動かした。
清人の濡れた熱い舌がヒダにまとわりつく。
あまりの恥ずかしさに花憐は手で顔を覆い、唇を噛んで耐えた。

「花憐の、すごく綺麗だよ。薄いピンク色で・・・・」

花憐は聞きたくなくていやいやと顔を振った。

清人はしばらく割れ目に舌を這わせたり、舌先をその奥に差し入れたり、花びらをチュゥ・・・と吸ったりを繰り返した。

花憐の羞恥心が薄らぐのを見届けると、今度は花びらをぐいと指で開き、クリトリスの包皮を剥いた。
清人は顔を出したピンク色の真珠を舌先でぐるりと舐めた。

「ッ!?」

全身を襲う大きな快感に、花憐は思わず腰を浮かせ、叫び声を上げそうになる。

クリクリクリクリ・・・・・ヌルヌルヌルヌル・・・・・

逃げようとする花憐の腰をがっちりと掴み、清人はクリトリスを優しく舐め続けた。

「あッッ!!あン・・・・ッッ!!は・んん・・・・・ッッ!!ん~~~~ッッ!!」

花憐は声を我慢することができず、背中を弓なりに反らした。
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