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第2章 秘めた想い

下半身の疼きは頂点などないかのように、どんどん増していく。
清人は花憐のお腹を撫でたあと、下着の中に手を入れた。

既に清人のペニスを直に触っていた花憐は抵抗しなかった。
清人の指は、先ほどまで弄っていた割れ目の中へと滑り込む。

クチュ・・・・と音がした。

「濡れてる」

清人に囁かれて、花憐は驚きと恥ずかしさで、清人の手を掴んで引き抜こうとした。

「いいんだよ。自然と濡れるものなんだから。ちゃんと濡れてないと、入れた時に痛いから、濡れてた方がいいんだ」

そう言われて、少し落ち着いたものの、清人が指を動かすたびに音がクチュクチュと立ち、
花憐は恥ずかしさで身を縮めた。

清人の指先が、先ほどの敏感な部分に触れる。
十分に濡れた中指を、清人はクリトリスの上でスライドさせた。

「・・・・・・ッッ！」

先ほどの何倍もの快感が花憐の体を駆け巡った。花憐は無意識に息を止めた。

「～～～～～ッッ！！」

ヌルヌルヌル・・・・クチュクチュ・・・・・

「は・・・・ッ！あ・・・・んんッッ！！・・・・・・ッッ！！」
「気持ちいいだろ？クリトリスっていうんだ」
「ク・・・・・？」

初めて聞く言葉だった。清人の指は割れ目の愛液を指に絡めてはクリトリスに塗りつけるように、
ゆっくりと指を動かす。

「言ってごらん。クリトリス、だ」
「クリトリス・・・・」

花憐は意識を引っ張られそうになりながら繰り返した。
清人から与えられる快感は初めて味わうもので、清人の手の動きに翻弄されっぱなしだった。
腰が浮き、全身を落ち着きなくくねらせる。自分の体じゃなくなったように、言うことを
聞かないのだ。

清人はぬるぬるになったクリトリスを親指と中指で挟んでしごいたり、指の腹でくるくると円を描くように刺激した。

花憐は清人の腕にしがみついた。

「はぁッ！は・あンッ！ンン・・・・ッッ！！」
「たくさん濡れてきたよ。触ってごらん」

清人は花憐の手を導いて、濡れている部分を確認させた。

ヌル・・・・としたものが指に触れる。

「これがクリトリス。硬くなってるだろ？興奮して勃起してるんだ。俺の’コレ’と同じ」

指先にコリコリとしたものが触れる。自分の体にこんなものがあるということを、花憐は初めて知った。

清人は花憐の手を掴んで、花憐の指を動かし、クリトリスを愛撫させた。