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私の欠けているところ
第9章 だから俺はその地獄から抜け出したくて
said 時


「亮ちゃん…」


「なんだよふかみん
もう一回やるの?」


「…うん」


「勃つかなぁ…」


一度いってしまった亮ちゃんに
帰って欲しくなくて
私また
亮ちゃんの下半身に
手を伸ばしていた


「頑張るから」


「ん〜…
ふかみんAVもってねーの?」


「ごめん、そんなのない」


「じゃ、携帯で見るか。
ふかみん俺のデカくしてよ」


「…うん」


亮ちゃんは
目の前の私じゃなくて
AV女優を見るために
携帯で検索をしはじめた


「ねぇ、亮ちゃん」


「ん?」


「キス…してもいい?」


「えー
さっきフェラしたじゃん
やだ」



「あ…うん

ごめんなさい」



「あ、これこれ
看護婦さんとヤルやつ」


亮ちゃんは
嬉しそうに携帯を見ながら
ボリュームを上げた


『あっ…だ、だめっ
ああっ…』


その女優さんの声を聴きながら
私は
亮ちゃんの下半身に
キスをしていた

いつものこと

こんなこと
普通

亮ちゃんは
そういう人

そんなの
知ってる

知ってても
抱かれていると
安心してた


なのにどうして?

何故だか分からないけど

私の目から
涙が溢れていた


亮ちゃんが
そばにいる

私とセックスしてくれてる

私の行為に喜んでくれてる


なのに…




それなのに
私は




幸せじゃなかった

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