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第15章 だから教えてくれよ、分からないこと、全部

陸が動くたびに
陸の固いもので
微かに刺激され

私の下半身は
どんどん熱さが
増していくのを感じる


あぁ…もどかしい

もっと…



何も身に着けていない
陸のそれは
両足の間に
するりと入り込み

わざとなのか
偶然なのか

私の
大事なところを
刺激する


あぁ…恥ずかしい…


まだそこに
触れられてもいないのに
多分、私
陸を濡らしてる


もう

挿れて欲しいとさえ
思う


「ごめん、気持ちよすぎる」


「大丈夫…私も
同じだから」



陸が
何をごめんと言ったのかは
わからなかった

けど

今日の二人は
何度もいかせ合った二人とは
何かが違ってる気がした


「あっ…」


ようやく
陸は
私の濡れている場所に
手を伸ばした

「ぁぁ…」


もう…すぐにでも
いきそう


だから

「陸も…」

私も
熱い陸に手を伸ばすと

「時だけ」

そう言って
陸はすぐ
私の足の間に顔を埋めた


「あ、陸っ…」


陸からの
返事はもうない


その代わりに
聞こえてくるのは
陸の舐める水音だけ


「も、だめ…」


自慰を
全くしていなかった私に
陸の刺激は強く


「あっ、いっ……いくっ、んっ」


それは
あっという間の
出来事だった