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私の欠けているところ
第15章 だから教えてくれよ、分からないこと、全部


奥深くまで
時と一つになると
久しぶりに包まれる感覚に
変な声が漏れそうになる


挿れたばかりなのに
じっとしていても
時の中で
ビクビクと動いてんのが
くそ恥ずかしくて

俺は
時を強く抱きしめた


ガキだと
思われたくない


そんなこと
時は思ってないかもしれないのに
久しぶりの挿れるセックスに
翻弄されてる自分を
なんとか
かっこ良くみせたいとか
思っていた


けど

挿れてしまえば
動きたくなるもので…

結局すぐに俺は動き出し

時は
俺を締め付けた


「時…気持ちよくて、ヤバイ…」


がむしゃらに動けば
すぐに出てしまいそうで

それでも
気持ちよくて
もっと動きたくて

時は絶妙に
腰を動かしてて



「出そう…」



時との
初めての
挿れるセックスは
わりとあっという間に
終わってしまっていた



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