この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私の欠けているところ
第2章 『はじまり』に変わったのは

え、マジで!?
すげーチャンスじゃん!!

そう思いながら深海さんを観察すると
確かに深海さんは
いつもよりちょっと
女性らしい洋服を着ていた

少しピタリとした
トップスに
膝下くらいまでの
ふんわりとしたスカートにパンプス
首には華奢なネックレスと
いつものように
小さな小さなピアスをつけていた


「じゃあ…御言葉に甘えて
すぐに取ってくるから
待っててもらえる?」


「もちろんです。
なんなら一緒に行っても」


「大丈夫大丈夫」


「あーいや
やっぱ一緒に」


「ほんとに大丈夫よ?」


「ダメです。
俺も行きます。
深海さん方向音痴だから」


「もう(笑)」


デートのキャンセルが
よほど悲しかったのか
今日の深海さんは
俺のそんな強引な優しさを
わりと簡単に受け入れてくれた


それから
深海さんが少し前を歩き
俺はその後を歩く

いい匂いがしそうで
鼻で息を吸ってみたけど
特に香りはしなかった

香りがしないと
尚更近づいて
嗅ぎたいと思うから不思議だ


/237ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ