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天秤感情 ~揺れ傾く気持ち~
第4章 支配
「ハァハァ ハァハァ ンッ ハァ ハァ・・・」

ドクン ドクン ドッドッドッ・・・ドクン

梨紗は女の子座りの状態に座り込んだまま
心臓の脈打つ鼓動と乱れた息を整えようと
肩で大きく息をしていた

「ハァ~ッ ンッ ハァハァ ハァ・・・」


ングッ!?

突然、口の中に指を入れられた

さっきまで梨紗の中に入ってた指を

『指汚れから舐めて綺麗にしてよ』

『で自分の中に入ってた指の味はどう? クスッ』

無理やり奥まで入れられてる指を拒もうとしても
舌に当たり自然と指を舐める形になっていた

「ングッ ンンンッ グッ ンンッ」

さっきまで自分の中に入っていた
濡れた指を入れられ嫌悪していても

嫌がりながらも従い少しずつ舐めるのを続けた

正直、味なんてわからなかった
甘いのかしょっぱいのかなんて

ただなんとなくイヤラシイ味だけは
感覚として感じ取っていた

(さっきまで自分のアソコに・・・)

(アソコに入ってて濡れてるのを・・・)

自分でも想像がつかず衝撃的だった
まさか自分の秘部の味を知る事になるなんて

嫌悪感の中にも少なからずドキドキと
興奮している自分がいるのも確かだった
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