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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第14章 受け入れるだけの快楽
どんなに否定をしても頭で拒絶しても身体を貫く兄の牡に疼き燻るナカを乱暴に突かれて絶頂に堕ちて全てを忘れてしまいたい。
無駄なことを考えられなくなってしまいたい。
その感情に支配されていく。
「うぅ・・・・・・」
「おいおい、どうした?泣くところじゃないだろう?」
絶頂のおねだりを期待していたのに妹の瞳からは、大粒の涙が零れ落ちてきた。
「どうした?」
「・・・だめ、っ。
ダメ、なのに・・・っ。私た、ちっ・・・〝兄妹〟、なのに・・・・・・っ」
「だから、どうしたんだよ。〝いまさら〟だろう?」
未だに頭がこの関係を拒んでいるのがよく判った。
「っ、突いて・・・ほし、ッ・・・・・・」
「月良・・・・・・?」
「お兄ちゃんに、っ・・・突かれて、〝イキた〟・・・・・・」
ばぢゅんッ!!
「ヒっ!!?」