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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第17章 犯人からの通達
「はい、なぁに?」
「恵見、さん・・・・・・でした。」
小さく口にして涙が零れた。
「月良さま・・・〝恵見〟は、刑務所に投獄されました。」
「でも、恵見さんだったんです。お兄ちゃんを・・・襲ったのは。」
「調べてみましょうね。さぁ、ベッドに横になって。」
少女を抱き上げてベッドに寝かせる。
「ここに、居てくれますか・・・?」
「ええ、眠るまで居るわ。
(無防備ねぇ~私に〝ナニ〟されたの忘れちゃったの?)」
安心しきった顔を見て自然と笑顔になる。
《 《
「ぁ、ぁああ・・・」
玩具の振動にソファーで身悶える。
「月良、シーツを・・・・・・」
階段を降りると少女の甘い声が訊こえた。下まで降りるとソファーで少女は、震えていた。
「どうした?取れなかったのか?」
「っ、・・・恵見、さ・・・ん・・・・・・」