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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第1章  更なる贖罪の褥・・・
  


「っ、はぁ・・・」


 微かな動きでも昇りつめつつある身体には、強い刺激だった。呼吸さえ浅くなる。


「ほら、ちゃんと言えたら天国を見せてやる。」


「っ、・・・ぁ、ぁああ。。。」


 耳元で支配的にしかし宥めるような甘い声で囁かれ抵抗心の防潮堤など済<ナ>し崩しになってしまう。


「どうするんだった、月良?」


「っ・・・」


 昔宿題を教わった時、答えに辿り着くとご褒美があった。あの頃と同じ瞳に見つめられ声音で囁かれ波が押し寄せる。


「月良・・・・・・」


「イクッ、お兄ちゃんのでっ・・・もうっ、イキ、まっ・・・・・・」


「ん~70点。」


 7割模範解答にまぁ、そこそこ満足して牡を引き抜き一気に押し戻す。


 パチュン!


「ア゛!!?、ぁ、ああ・・・」


 身体をビクンっと大きく跳ねさせる。


「ひと突きでイケたな。でも・・・」


  
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