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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第23章 淫楽の一夜
自分が酷く滑稽だ。兄の監視付きとは言えようやく外に出れたというのに結局男の褥に侍<ハベ>っている。自然と嗤いが込み上げる。
そうしてどこかで〝コレが自然で役割〟なのだと思う自分が居た。
「月良・・・・・・?」
笑っている少女がなにを考えているのかが全く判らない。
「椥さん・・・」
「はい。」
「もっと、強く・・・抱いて下さい。」
本心か狂演か、自分でもどちらかなど判らない。しかしその場を愉しむ見知ら自分が言わせている。
男を誘い、受け入れて狂っていく。。。
「お望みのままにっ!!」
ずちゅんっ
ゆっくり引き抜いた牡を奥に突き立てる。
「ア゛っ!!・・・ぅンン、、、」
奥を擦り上げられて身体を快楽が襲う。
「すごい、反応ですね・・・月良。」
「もっと、・・・んっ擦って・・・・・・ッ」