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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第3章  襲い来る快楽
  


「ん゛っ、ンンー!!」


「っ、・・・全部、、、飲めよ。」


「・・・ん゛っ、、、
(気持ち、悪い・・・・・・)」


 そう思いながらもノド奥に注がれる蜜を否応なく飲み込む以外に方法がない。


「偉いな、全部飲んだか。」


 ふるふると震えながらも吐き出した蜜を飲み込んだ妹が愛らしく見える。


「いま、抜いてやるから零すなよ。」


「っ・・・」


 苦しいから解放されたくてコクコクと何度も頷いていた。


「よしよし。」


 ずいぶんと素直な態度に絆<ホダ>されてしまう。


「んっ、ケホッコホッ・・・」


 蜜を飲み込み牡も口から出て行ったのでようやく解放され咳をしながら息を整える。


「よく出来てたぞ。〝ご褒美〟をやろうな。ベッドにおいで。」


 多少は、零れたもののほぼきちんと飲み込めた妹をベッドへと呼んだ。


「・・・?」


  
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