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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第34章 悪足掻きの行方
(「どうする?きっと、身体が楽になって・・・気持ちいい、わ。」)
「あっ、ん・・・下さい・・・・・・」
「え?なんですか、月良さま?」
「彼方さんのっ、下さい!!」
とうとう自ら求めてしまった。
「ええ、喜んで。それで、どちらに・・・欲しいのですか?」
「え・・・・・・?」
そう訊かれるのは、至極当然なのにうっかりと失念していた。
「上と下と、こちらに差し上げましょうか・・・月良さま。」
「っ・・・」
ニイィッと笑った執事に恐怖より快楽の期待の昂ぶりが起こっていた。
「えっと・・・」
「自分で欲しい処を開いておねだりできますよね、月良さま?」
「こっち・・・」
顔と肩を付けて支えていた両手でお尻を掴んでムニィッと蕾がよく見えるように広げる。
「ここに、下さい・・・・・・」