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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第6章  妹の・・・罪
  


「っ・・・」


 首を微かに振ったが瞳から溢れる涙を止めることは、出来なかった。


「おいおい、泣いてるのか。芸がないなぁ・・・お前は。」


「泣いて、ませんっ。」


「そうか・・・ならっ」


「ん゛っ!!?」


 唇が塞がれ舌が強引に口内に押し入ってくる。


「ん゛っ、ンン・・・ッ!!」


 こちらのことはお構いなしで舌は、別の生き物のように口の中を動き回り絡んでくる。
 苦しくて後ろで拘束されている手を握りしめる。


「っ・・・キス、ヘッタくそだなぁ。」


「はぁあ、っ・・・はあ・・・」


「まぁ、いいか。」


「は・・・・・・」


 髪の毛が解放されて少しホッとする。


 ズヂュ


「ヒンッ!!」


 油断していた所で秘部に当てられていた指が蜜壺内に一気に挿入されて身体が跳ねた。

 異物感と快楽が入り交じり再び細波が巻き起こる。


  
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