この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
空洞
第4章 花奏-second
ケイちゃんから、そんな誘いが来た。
今までだったら、誘われても断ってしまう所だったけど…
ちょっと考えさせて欲しいと返信した。
樹になんて言おう…
洗い物をしながら言い方を考える。
「あの樹、今度の金曜日って…」
「あ、話すの忘れてた。その日から日曜までまた出張なんだ。」
「出張って?この前の?」
「うん。ちょっと俺だけ行くことになって。悪いな急に。何か予定してた?」
「…別に何もないよ。」
先に言わなくて、良かった…渚は、内心ほっとしていた。
(お誘いありがとう。金曜日御一緒させて下さい。)
その後、『やったー!!』っていうスタンプが入った。
何で、ケイちゃん彼女と行かないんだろう…?
今までだったら、誘われても断ってしまう所だったけど…
ちょっと考えさせて欲しいと返信した。
樹になんて言おう…
洗い物をしながら言い方を考える。
「あの樹、今度の金曜日って…」
「あ、話すの忘れてた。その日から日曜までまた出張なんだ。」
「出張って?この前の?」
「うん。ちょっと俺だけ行くことになって。悪いな急に。何か予定してた?」
「…別に何もないよ。」
先に言わなくて、良かった…渚は、内心ほっとしていた。
(お誘いありがとう。金曜日御一緒させて下さい。)
その後、『やったー!!』っていうスタンプが入った。
何で、ケイちゃん彼女と行かないんだろう…?