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金曜日
第18章 ユリアさんの告白



そこに、ユリアさんが結婚したいと言ったものだから、うちのパパがこれを期に北川さんを取締役にするって言い出したけど、それは、世間体とブランドへの関心を惹くため。そして、、、



ブランドの経営を任せるため。



事務所での雇われではなく、ひとつの会社を経営してユリアさんを支えろという、パパからの愛のムチだね。



久坂社長も納得しているのか、なにも反論はないようだ。



「北川、経営については久坂さんに付いて勉強するように。アパレルについては翔大君の方が詳しいか。そこも勉強だな。一旦、佐藤企画の取締役に付き、その後にブランド立ち上げ、そちらの取締役兼任でユリアのサポートを全面的に久坂さんとうちとでバックアップ。業務提携の形を取り立ち上げするが、関連会社として、内々ではなく、ひとつの会社として独立の形にする。」



あまりにも大事で北川さんは青い顔をしているが、真剣な顔つきで



「しゃ、社長、久坂社長、私、精一杯努めさせていただきます。今後とも宜しくお願い致します!」



パパも久坂社長もうんうんと頷き固い握手を交わしている



「裕樹、大丈夫よ、上手く行くって!」



あっ、北川さん裕樹っていうんだ(笑)



ユリアさんがみんなの前なのに北川さんにべったり



北川さんの震えてる手をぎゅーと握って、うるうる顔で北川さんを見つめている



「パパさんマリ子さん、あっ、パパもママも、近いうちに裕樹のご両親連れて来ていい?凄い喜ぶと思うの!」



ユリアさんは想像をしてるのか嬉しそうな顔でそう言って



「私達、帰っていい?私、明日10時から撮影だし、もう寝ないと(笑)」



さっさと帰り支度をして



「じゃあね!あかりちゃんもまたねー!」



さっさとふたりで帰って行った



なんだか、凄い事になってるんですけどー!



ユリアさんのブランドだって!



そりゃ、売れるよ!



私も欲しいもん、ユリアさんがデザインする洋服



だって、ユリアさん本当に今をときめく日本を代表するって言ってもいいくらいの女優さんだよ?



成功するって、絶対!



ってか、むしろ遅かったくらいだよ



なんで、今までアパレルに手を出さずにいたのかな?



そんな疑問をパパが解くようにまた話がはじまる



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