この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
金曜日
第19章 久坂商事と佐藤企画



庭からリビングに戻ったパパと翔大さん



「まぁ、翔大君の思うようにしていいと思っているから、お願いしているんだよ。」



『はぁ、私で務まるのか、勉強させて頂いてから、ご報告させて頂きます。』



「頼もしいよ、私では慣れが邪魔してな、どうもいかん。いずれは北川をと思ってはいるがな?がはははっ(笑)」



『それは、私でもと捉えていいですか?』



「そうなれば、願ったり叶ったりだ!宜しく頼むよ。」



ふたりは握手をして



『では、私も失礼させて頂きます。』



「あぁ、泊まってはいかんのか?」



『あかりさんは久しぶりの実家ですよね?』



「えっ?私も帰るし!」



『久しぶりなのに?』



「ここにいたら何言われるか、やだよ(笑)近いんだから話がある時には来れるし。」



「あかりちゃん、これ持って帰ってねー。」



ママからケーキの箱を受け取る



「わぁ、ありがとう、ママ!」



「あかり、また近いうちにふたりで夕飯食べにでも寄りなさい。じいさん達も喜んでたからな。」



「パパ、ありがとう。また来るよ。」



『遅くまでおじゃましました。失礼いたします。』



私達は庭を通ってビルの1階に停めた車へ向かう



「ねぇ、何話してたの?」



『泊まるって言わなくてよかった(笑)』



話が噛み合ってないのが可笑しくてふたりで顔を見合わせて笑う


車がゆっくり発進し、翔大さんが私の髪を撫でながら



『俺でも、頭がパンクしそうなくらい(笑)』



「で、何を話してたのよー?」



『あかりが楽になるように、幸せになるようにって、そんな感じ?あかり、愛されて育ったんだなーって、凄く感じたよ。』



翔大さんは運転しながら、優しい笑顔で前を見ている



『大事な一人娘さんを頂くわけだから、一発くらい殴られる覚悟してたんだけどな?(笑)』



「やだー、うちのパパはそんなことしないよー(笑)」



『うん。本当にいい家族だな!俺もその中に入れて?』



「ふふふっ、いいよ!(笑)」



夜だからか、思ったより時間はかからず翔大さんのマンションに到着した



「疲れた?」



『いや、疲れてはないよ。あかりは?あっ、今から俺が疲れさせるけどね?(笑)』







/180ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ