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金曜日
第8章 口に出せない気持ち 1
大城さんが耳元で
『森に殺されたくないから黙って!』
えっ?なに?森さん知らないの?
私が目をキョロキョロさせるから
森さんが笑いだし
「佐藤さん、心配しないで、知ってるから。」
大人ーな対応の森さん。
「佐藤ちゃん、ごめんね、本当になんにも無かったのよ?」
上野先輩まで、フォローにまわる。
「だって、だって、勃たな、、、ふぐぐぐっ!」
『黙れって!』
上野先輩が申し訳なさそうに
「悩んでて、海斗の親友の大城さんに相談に乗ってもらってたの。」
相談?寸前までいったのに?
「でね?私も大城さんの相談に乗ってて」
『あー、言わないでいいから!』
大城さんが慌てて上野先輩の言葉を遮る。
上野先輩と森さんは顔を見合わせて
クスクス笑って
ちょー、仲良し?
ってか、上野先輩と森さんが付き合ってるの?
我が社のNo.1イケメンの森さんと
No.1に可愛い上野先輩。
誰も文句言えなーい!
お似合い過ぎます!
恐れ入りました!