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第13章 言う前にばれちゃった!？

いつもまったり過ごす土曜日の午後



でも、今日は翔大さんと一緒



どこか行こうか？



ＤＶＤでも借りてこようか？



夕飯の買い物に行こうか？



ついでに映画見る？



なんて、あれこれ話していると



ピンポーン！



また、荷物来たのかな？



翔大さんは面倒くさそうにインターホンに出る



『あーー、はいはい、どうぞー！』



面倒くさい口調で返事して



玄関の解錠をする



「失礼します！」



と、男の方がクーラーボックスを持って入ってきて



勝手に冷蔵庫から化粧品をクーラーボックスに移していく



私はソファーに座っていたので顔までは確認できなかったが



その後、入ってきた女の人が



「翔大ー？お土産ー！」



と、リビングに来たので、顔を見てビックリした！



女の人もビックリして



お互いに同時に声を出した！



「あかりちゃん？」
「ユリアさん？」



その声にビックリして冷蔵庫の前から男の人が顔を出し



更に大きな声で



「お嬢様！？」



いちばんビックリしているのは、翔大さんで



『はぁ？お嬢様？？？』



私は



ビックリしすぎて



口を開けたまま



３人の顔を挙動不審に見てまわり



顔を両手で隠し



ソファーにうつ伏した