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第8章 したい…



ただ、ゆっくりとクリトリスを撫でられているだけなのに…。

私の身体中に快感の電気が広がっていく。


「涼ちゃん…、もう…。」

「イキそう?」


頬からリップ音がした。


「んあぁぁっ!あーっ…。」


オーガニズムの頂点を迎える。

身体が崩れ落ちそうになる。

涼ちゃんが私の泡だらけの身体を支えながらシャワーで綺麗に洗い流す。


「続きはベッド…。」


濡れた身体をバスタオルで拭いて私を軽々と抱き上げる。

ベッドに寝かされると涼ちゃんがまた私の股間をまさぐり出す。


「もう…、無理…。」

「理梨…、小さいから少し広げないとキツいんだよ。」


そう言って私の中に指を挿れて来る。


「涼ちゃん…。」


涼ちゃんの腕にしがみつく。


「少しだけ…、我慢してくれ。」


涼ちゃんが耳元で囁く。

髪を撫でるようにして私を抱えてくれる。

足を広げてはしたない自分の姿に恥ずかしくなる。

身体の中で涼ちゃんの指が蠢いている。


「あーっ…。」


広げるって涼ちゃんが言っているのに私の身体は涼ちゃんの指をきゅうきゅうと締め付ける。


「やぁーんっ…。」

「イキそうならイッていいよ。」


イキそう…。

でも、頭が真っ白になる。


「凄い…、トロットロ…。」


嬉しそうに私の中を掻き回す。


「やんっ!もう…。」


イッちゃうから…。

2度目のオーガニズム…。

身体がベッドの上で跳ね上がる。

涼ちゃんが私の顔を撫でて来る。


「マジ…、溶けた顔する。理梨…、可愛い。」


キスをされる。

涼ちゃんがコンドームを付ける。

私はグッタリしてて動けないのに涼ちゃんが私の上に身体を重ねるようにして乗って来る。

何かが股間に当たる。

ズブッと身体が広げられる感覚がする。


「ひっ!?」

「痛い?止めるか?」


涼ちゃんが私の心配をする。

ここで逃げたら私はただの意気地無しの女の子で終わっちゃう。


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