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第8章 したい…



「また来たい。」

「また来よう。」


CMの真似をして2人で笑う。

ホテルに帰って初めて2人でお風呂に入る。

小さな時は何度か一緒に入ってた覚えはある。


「理梨、シャンプーが嫌いで俺から逃げ回ったのを覚えてる?」

「えー?そんな事してないよ。」


私の髪を洗いながら涼ちゃんが昔話をする。


「逃げたんだよ。あれはショックだった。」

「逃げてないってば。」

「今は?」


髪を洗い流して私の胸を触って来る。

恥ずかしいから逃げたくなる。


「触っちゃ…、やだ…。」

「洗ってやる。」


ボディーシャンプーで泡だらけの手にして私の身体中を撫でて来る。

くすぐったくて立ってるのが辛くなる。


「こそばゆい!」


涼ちゃんにしがみつく。

胸が涼ちゃんのお腹の少し上に擦れる。


「やべ…、勃って来た。」

「えっち!」

「しょうがねぇだろ?」

「したい?」

「したいよ。理梨が我慢を出来るのなら…。」


私が痛い思いをするのをわかってて涼ちゃんはずっと我慢をしてくれてたとわかる。


「涼ちゃんと…、したい。」


顔が上げられずにそう言った。

涼ちゃんが私の身体をふわりと抱く。

キスをしながら手が私の股間へと降りていく。

茂みの中へと指先が入って来る。


「っんく…。」


身体が震え出す。


「理梨…、ぬるぬる。」


シャワーと違う水の音が股間から聞こて来る。

涼ちゃんの指先がクリトリスを回して来る。


「やぁん…、だめっ…。」


座り込みそうになる。


「理梨…、ここ好き?凄い濡れて来る。」


涼ちゃんが指先で弾くように撫で続ける。

身体が悶えてジタバタする。

そこ…。

だめ…。

イッちゃうから…。

頭の中がそれだけでいっぱいになる。


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