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VERTEX
第9章 運動不足…



つまり、今回の仕事を決めたのは和美さんであって涼ちゃんからすればVERTEXの和美さんこそが一番迷惑な存在なんだと思った。

朝食を済ませて今回のCM撮影の監督さんやスポンサーさんに挨拶を済ませてから涼ちゃんと私だけは別のホテルに移動する。

ホテルの目の前が海岸でオーシャンビューの部屋。

しかも、涼ちゃんがプライベートで取った部屋だからベッドはダブルの1つだけ…。


「出掛ける?それともベッドで過ごす?」


涼ちゃんがニヤニヤとして聞いて来る。


「出掛ける!お土産を買ってくれる約束でしょ!」


私がそういうのが苦手なのをわかっててふざけてるのがわかる。


「理梨…、可愛いけど冷たい…。」


わざとらしく涼ちゃんが嘆く。

荷物だけ置いてすぐにホテルを出たらユーグレナモールに向かった。

アーケード商店街に公設市場…。

色々なお店を見て回る。

南国フルーツの専門店。

ジャムやゼリーにフルーツをふんだんに使ったアイスキャンデー…。

ラー油の専門店。

元祖、食べるラー油のセットを買う。

当然、石垣牛の専門店も見つけて涼ちゃんと私の家の分を宅急便で送って貰う。

お昼は『スーチキすば』。

スーチキは塩漬け豚肉ですばは蕎麦の訛りらしい。


「シークワーサーがさっぱりしてて美味しい!」


意外とアッサリとしているラーメンのような不思議なお蕎麦にハマってしまう。


「次はどこに行く?」


涼ちゃんが聞いてくれる。

まだまだ、いっぱい観たい場所はある。

それでも…。


「本当はロードワークをやりたいんでしょ?ホテルで私の分の自転車を借りて近くを観光しようよ。」


そんな提案をする。


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