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VERTEX
第12章 課題…

ただ喘ぐ…。
ただ悶える…。
何度イッたかなんかもうわからない。
動かさなきゃ…。
そう思う感覚だけで腰を揺らして自分で動かしては自分でイッてしまう。
「またっ!もう…イーックゥー!」
「もう…、限界?」
いくら私が動いても涼ちゃんがイッてくれる気配がないから泣きたい気分になって来る。
お腹の中でずっと涼ちゃんをきゅんきゅんと締め付ける。
締め付けるたびにオーガニズムに登り詰めて頂点で私だけが果ててしまう。
2時間以上も続く情事に私のスタミナなんか残っているはずもない。
「涼ちゃん…、イッてくれない…。」
とうとう泣き事を言う羽目になる。
「イキそうだけどな。頑張ってる理梨が可愛いからちょっと我慢してる。」
その我慢は要らないから!
叫ぶ気力すら残ってません。
ふわりと身体が寝かされる。
「涼ちゃん…?」
「無茶したら理梨がまた怒るだろ?」
身体を横に向けられてお尻の方から涼ちゃんが私の奥を突き上げるようにして動き出す。
「いやっ…、アーッ!イヤンッ!」
片足を上げるように涼ちゃんの腕が股間の狭間に入って来る。
身体の中を突き上げながら涼ちゃんの手がクリトリスに触れて来た。
「ああっ…、ああっ…、そこは…イッちゃうから…らめええぇぇ!」
「理梨…、やばいくらい締め付ける。イキそうだ。」
私が先にイク…。
痙攣が続く中を涼ちゃんが掻き回して突き上げる。
何も考える事なんか出来ない。
「イクッ…。」
涼ちゃんが呻く声だけがする。
お腹の中で何かが脈打ち蠢く感覚だけがする。
涼ちゃんといっぱい恋愛をする?
私の身体がもたないかも?
瞼にキスをされる。
もう目を開ける事すら出来なかった。

