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第19章 欲しいのなら…



涼ちゃんがクスクスと笑い出す。


「無理しなくていいぞ。」


ちょっと腹が立つ。


「出来るもん!」


とりあえずはだらしなく垂れ下がるものを手で包むように握ってみる。


「必死の理梨…、可愛すぎ…。」


そう言う涼ちゃんが私を膝の上に抱っこする。

涼ちゃんが私の胸を撫でるように弄り出す。

私の手の中で涼ちゃんが固くなっていくのを感じながらこれをゆっくりと扱いていく。


「ふぁっ…。」


声が出そうになるから空いた手で口を押さえて声を殺す。


「理梨の可愛い声…、聞きたいのに…。」


私の頬にキスをしながら涼ちゃんが囁く。

ゆっくりと涼ちゃんの手がパンティを脱がせて私の股間をまさぐって来る。


「んっく…。」


涼ちゃんのお母さんが下の部屋に居る…。

お父さんもそろそろ帰って来る時間…。

涼ちゃんと私の関係をちゃんと理解はしてくれているけれども、こういう事をしているのがバレるのは、やっぱり恥ずかしいと思っちゃう。

そんな風に私だけが必死なのに涼ちゃんの指先が割れ目の真ん中に開く花弁のヒダを撫でて来る。


「相変わらず…、理梨って敏感…。」


涼ちゃんに感じて身体をビクビクとさせる私の耳元でそんな囁き声がする。


「意地悪!」

「んじゃ、理梨が好きなところを愛してあげる。」


濡れた指先がスルリと陰核を捉えて来る。

ほんの少し触れられただけ頭まで電気が走るような感覚に晒される。


「やっ…、涼ちゃん…。」

「したくない?」


ここで逃げたら涼ちゃんに気持ちが伝わらない。


「私がするの…。」


涼ちゃんにされているだけの自分が嫌だった。

涼ちゃんの身体の事を真っ先に考えられる自分になりたかった。


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