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第6章 見ないで…



くちゅ…くちゅ…。

変な水の音がする。


「やっぱり濡れてるし…。」


涼ちゃんが嬉しそうな声を出す。

恥ずかしいから目を閉じる。

自分でもほとんど触った事のない部分を涼ちゃんの指先が動き回る。

股間に沿って縦に動く指先で愛撫される。


「あんっ!」


身体がビクリとする。

頭まで凄い電気が突き抜けた。


「ここ、感じるんだ…。」


涼ちゃんが同じ場所をゆっくりと円を描くように撫でて来る。


「あっ…、ああっ…、涼ちゃん…。」


身体が仰け反って悶える。

涼ちゃんの指先は同じところをクルクルとパンティの中で撫でている。


「やだ…、そこ…、変になるぅ。」

「いいよ…。理梨が気持ちいいなら変になっても大丈夫。」


気持ちいい…。

お腹の中にいっぱいキュンキュンが集まって来る。


「ああっ…あーっ…。」


おかしくなる。

ただ必死に涼ちゃんにしがみつく。


「愛してる。」


涼ちゃんがキスをする。

目を見開く。

足の付け根が痛くなって何かが登り詰めて来る。

ドクンッと股間でもう1つの心臓があるみたいに弾けていた。


「んーっ!んあっああぁぁ!」


キスをされたまま叫び声を上げていた。

全身がベッドの上で跳ね回る。

ガクガクと腰が震えて股間の真ん中が痙攣する。


「理梨…、イッた?」


痙攣をする私の身体を押さえるようにして優しく抱きしめてくれる。

イッた?

何…、これ?

パンティの中がぬるぬるとする。


「涼ちゃん…。」

「もう、おしまい。」


涼ちゃんがパジャマを着せてくれる。

おしまい?

もう終わり?

涼ちゃんはそれでいいの?

不安になって涼ちゃんにしがみつく。


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