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第8章 したい…



お風呂を先に済ませるとルームサービスが来た。

私にはエビのスパゲティ…。

涼ちゃんはチキンステーキにサラダ…。

だけど涼ちゃんは半分しか食べない。

基本は減量の必要がない涼ちゃんだけど夜の9時以降はほとんど食事をしない習慣が身に付いている。

減量はスタミナの消費が激しくなる事を霧島さんから学んでいる。

身体の負担を少しでも減らしたいなら、迂闊に飲んだり食べたりする事は絶対にあってはいけない事として染み付いた習慣。

その代わりに涼ちゃんは自分が食事を出来ないから私に食べさせようとする。

ソファーに座り私を膝に乗せてスパゲティを私の口に運んで来る。


「今日は理梨の機嫌が悪かった…。」


涼ちゃんが心配そうに私を見る。


「悪くないよ?」

「悪かったよ…。ずっと泣きそうな顔をしてた。」


撮影中に涼ちゃんはちゃんと私を見ていたんだと気付いた。


「仕事だから…、気にしない。」

「俺は気にする。」


そう言って私の首筋にキスをする。


「涼ちゃん…。」

「明日の予行演習を理梨でやる。」


涼ちゃんがニヤリと笑う。

明日はベッドシーンで撮影が終わる。

涼ちゃんの手が私のお尻を撫でている。


「そんなシーンないよ。」

「あの女は触りたくないけど理梨は触りたくなる。」

「えっち…。」


そう言った私の口はキスで塞がれる。

涼ちゃんの手がパジャマの上からサワサワとソフトタッチで胸を撫でて来る。


「んぁ…。」

「明日まで我慢するつもりだったけど、やっぱり理梨には我慢とか出来ない。」


頬にキスをして涼ちゃんが言う。

涼ちゃんの指先がパジャマから突き出た胸の先を捉えていた。


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