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続・弟所属のアイドル事務所で
第4章 かわいい男の子

その後少し話すと
お土産にゴマ団子をたくさん持って
帰って行った
それ以来
美味しそうに食べてくれる
ジンくんのことが気に入り
しょっちゅう家に呼んでは
一緒に食事をする日が続いた
ファンもジョンも忙しいし
1人で食事も寂しいから
ジンが来る日は楽しい
慣れてきて
気を抜いた私は
ジンと食材の買い出しに出た
中華食材が豊富なデパートで買い物をする
あれ?
ユイさん?
声をかけられ振り向くとシン
…ユイさん、1人?
隣の男、誰?
私と一緒に振り向いたジンを見て
厳しい顔になるシン
…あ、あの…
えっと…
うろたえる私に代わってジンが答えた
夕食ごちそうしてくれるので
買い出しのお手伝いです。
にこーっと笑う
あの、シンくんも一緒にどう?
焦りながら言う
じゃあ、行きます。
とシンも加わり買い物して
家に戻る
帰るまでシンの視線が痛かった
私はキッチンへ
シンとジンはリビングで話しているみたい

