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悪巧み
第1章 宴会場
それを何度か繰り返し、陰嚢が縮こまりぱんぱんに硬くなると、もう充分溜まった証拠だ。
これなら大量に射精し、絶頂の快感も濃いものになる。
絶頂感は射精する量に比例する。
ああ……百合子の中にぶちまけるときがきた!
スパートをかける。
陰茎を握りしめ、手を激しく上下させた。
ほら、百合子、いくぞ、いく……ああ……いく……百合子! 出すぞ! 出すぞ! 
ティッシュなど用意することはない。
そのままの態勢で俺は目を固くつむり、昇りつめる。
俺から噴き出した大量の粘液は、細い紐が投げ出されたようにソファーや、床に何度も着地する。
百合子の肢体を想像しての絶頂は、いつもひとしおだ。
俺は吐き出された量に満足し、ほくそ笑み。
その飛び散った跡はソファーの生地や床に染み込み、俺の部屋の独特な匂いの元になっている。
そんなことは構いはしない。
どうせ、だれも訪れない部屋だ。
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