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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第5章 再び・・・忍び寄る影




幸助・・・。



働いてるのかな。



居ないって事は仕事行ってるのか。



庭を抜け家の玄関に着くとお義母さんは鍵を開け・・・・。




ドアを開けると・・・。




奥から家政婦の恵美子さんが走って来て・・・。



「あらっ・・・(笑)美晴さん・・・お久しぶりですね・・・・。」



そう言って笑った・・・。



「ご無沙汰しています・・・。(笑)」





私が挨拶を済ませると・・・お義母さんは靴を脱いで・・・。



「お父さんどう???容態は????」




私も靴を脱ぎ・・・2階の方を眺めた。




恵美子さんは2階を指さし・・・。




「一応お医者様に電話をして・・・もう直ぐいらっしゃるそうなんですが・・・・。1回見て頂いても良いです???急に瞬きをするんですよ・・・。」




お義母さんは鞄を恵美子さんに渡し慌てて二階への階段を上り・・・。



私も会釈してそのままお母さんの後に続いて2階へ上がった・・・。




懐かしい・・・。




なんか・・・昔の古い・・・海外のホラー映画に出てきそうな家・・・(笑)





真赤な絨毯は変わらないんだ・・・・。







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