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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第5章 再び・・・忍び寄る影





美晴さんの目を見て・・・私は笑った。



「ご実家・・・葛西だったっけ??(笑)・・・私何言ってるのかしらね・・・・。最近ぼけちゃったのかな・・・・。」



いけないいけない・・・。



ここで全てをさらけ出しちゃいけない。



美晴さんは少し安心したような顔をして・・・。




「(笑)お義母さんまだ若いじゃないですか・・・。」




白々しく笑う・・・美晴さんは・・・。




それでも綺麗なの・・・。




私にはもう無い・・・若さと・・・。



美貌。



「(笑)・・・多分お父さん・・・美晴さんが来るの察知したのかしらね・・・・もう落ち着いてるからお医者様に連絡して来なくていいと言ってくるわ・・・・。」




私がそう言うと・・・美晴さんは笑って・・・。




「じゃあ・・・私付いてます・・・(笑)」




そうね・・・。




そうしてて・・・。



私はもう・・・この人の介護なんてうんざりなのよ。




「頼むわね・・・(笑)」




そのまま・・・部屋を出た。




和也は、毎月お金をくれる良い息子。




そのお金で介護士を雇って面倒は介護士さんに診てもらい・・・。




生活費はあの人の莫大な貯蓄を切り崩し生活・・・。



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