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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第7章 俺が死んだ日
何とか玄関まで行き・・・パジャマ姿のオジサンを芝生に転がし・・・。
「・・・・ッ!!!ゴホゴホッ・・・・オジサンッ・・・悪いけど俺美晴を探してるんだ!!!こっからは自分で逃げてッ!!!!」
そう言うと・・・オジサンは俺を見て・・・・。
ゆっくり・・・。
母屋の奥に立っている離れを指さした・・・。
・・・・・・。
あそこに・・・。
いるのか?
俺がそこを見ているとオジサンは俺の足元に来て、俺の脚を掴み・・・・。
「あ・・・っ・・・うーーー・・あっ・・・・」
声が出ないのか・・・・?
離れをまた指さし・・・。
まるで早く行けと・・・言っているようで・・・・。
俺はオジサンをの肩を掴み・・・。
「オジサンッ・・・誰か知んないけど・・・・オジサンも早く逃げろッ!!!」
そう言って・・・・。
俺は母屋を離れて奥にある離れへ走った・・・・。