この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第8章 貴方は誰ですか?
和也said
・・・・・・。
嘘・・・。
だろ?
俺は警察に居た。
お袋が・・・・。
火を・・・・。
警察の人は俺の顔をジッと見つめ・・・。
「君のお母さんは・・・お父さんの介護に疲れたと・・・そう仰っていた。」
・・・・・。
言葉が出なかった。
父は・・・龍に助けられて・・・命に別状はないとの事。
病院に運ばれて今は安静にしている。
でも何であの場に龍が?
龍は・・・なんで・・・。
警察の人は少し難しい顔をして・・・・。
「君のお兄さんは~・・。元奥様の篠田美晴さんと話がしたかったと・・・それで離れに・・・そしてその間にお母さんが火をつけ・・・篠田さんの婚約者・・・上地龍が助けに来た時に奪われるんじゃないかと思いとっさに殴ってしまったと・・・。」
婚約者・・・?
龍がッ???
てか・・・。
元・・・奧さんって・・・・。