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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第9章 知らない女との生活
美晴said
・・・・・。
キッチンで中途半端に炒めた玉ねぎ・・・。
水分飛んでカラカラ・・・。
はぁ・・・。
龍は・・・帰ってこない。
もう時間は23時過ぎ。
連絡もなく・・・私は炒めていた玉ねぎを生ごみに捨て・・・フライパンを洗った。
なんか・・・
幸助と住んでた時みたいだな。
フライパンを洗いながら・・・そう思ったの。
ご飯を作ると言っても飲みに行った・・・幸助。
私のご飯は・・・あまり食べてくれず・・・。
飲みに行ってた。
ポタっと・・・手の甲に涙が落ち・・・。
フライパンを洗う手に力が入らない・・・。
でも・・・こうなったのも・・全て私のせい。
元々・・・私がすべて悪いの・・・。
ごめんなさい・・・。