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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第9章 知らない女との生活
龍said
湊の手を払いのけ・・・。
俺はカウンターの外に出て湊の胸を押した・・・。
「お前に関係ねぇだろ?・・・俺と彼女の問題だッ!!口出すなッ・・・・」
ムカつくんだよ・・・。
そうやって・・・。
詮索してくるんじゃねぇよ・・・。
湊は俺の顔をジッと睨み・・・。また胸ぐらを掴んできた。
「2人の問題だって言うならちゃんと彼女を見ろよッ!!お前彼女の姿見たか?限界ギリギリって感じだぞッ!!!」
・・・・・ッ?!
「うるせぇなっ!!人の女の事・・・口出すなッ・・・・」
口出すな・・・。
マジでウザい・・・。
湊を押しのけ・・・店の外に出すと、俊が俺等を追いかけて来て・・・・。
「おいおい!!ここで喧嘩とか止めろって・・・・」
俺等はお互い掴みあって・・・黙って睨み合った・・・。
そして・・・湊は俺を掴んでいる手に力を籠め・・・・俺をグッと自分の方に寄せると・・・・・。
「いいか?・・・俺だって今はフリーだし・・・奪ってやろうと思えば直ぐ持ってくぞ?」
・・・・・・。
は?
口説こうとしてんの?
美晴ちゃんを?