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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第10章 俺じゃない
もう・・・。
気持ちが瞑れそう・・・。
毎日が・・・胸が痛くて・・・。
龍にどうやって接したらいいか分からない・・・。
湊君が来てくれて・・・誰もいない店内で私の頭を胸に抱き寄せ・・・。
「今夜はあんな奴の為に飯作らなくていいよ・・・・。」
・・・・・・ッ
そう言ったの。
毎日・・・ご飯は作っても・・・。
龍は帰って来たり・・帰ってこなかったり・・・。
「美晴ちゃん・・・今日は俺が美味しいもの御馳走してあげるから・・・アイツなんか放っときな・・・。」
・・・・・・・。
湊君・・・。
顔を上げると・・・。
「少しアイツにお灸を据えねーと・・・。バカだから(笑)」
・・・・・・。
「美晴ちゃんは少し息抜きしないと・・・・(笑)な???」
湊君・・・。
ごめんなさい・・・。
迷惑ばかり・・・。