この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第11章 情緒不安定な俺
「美晴ちゃん・・・ベットに行こう・・・。」
俺が肩を掴むと・・・。
美晴ちゃんは薄っすら目を開け・・・。
眠そう・・・。
(笑)
普段・・・俺の前では・・・しっかり女子なのに・・・。
珍しい・・・。
美晴ちゃんは寝ぼけたような顔をして・・・・両手を伸ばしてきた・・・。
・・・・・////////
ギュッと俺の首に手を回し・・・。
「逢いたかった・・・・」
・・・・・・。
そう・・・言ったんだ・・・。
美晴ちゃん・・・。
きっと・・・。
君が逢いたかった俺は・・・。
俺じゃないんだね・・・。
俺は美晴ちゃんをそのまま抱っこし・・・寝室へ・・・。
背中を撫でベットに寝かすと・・・。
美晴ちゃんはスー―っと・・・寝息を立てて布団の中で体を丸めた・・・。
・・・・・。
胸が痛いよ・・・。
俺は君に・・・何もしてあげてないね・・・。
そのままベットから離れて寝室を出た。
あ・・・・。
ソファーの下に落ちている美晴ちゃんの携帯・・・。
画面に触れると・・・さっきまで見ていた画面が映った・・・。
・・・・・・。
美晴ちゃん・・・・。
それは・・・。
この近辺の・・・。
賃貸マンション・・・。