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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第12章 俺の焦り
美晴said
私はお店で・・・上の空・・・。
龍・・・ちゃんと病院行ったかな。
最初の頃はよく・・・一緒に行ってたけど・・・・。
最近はもう・・・龍とシフトを合わせることもなく・・・。
一緒に病院なんてもう行っていない・・・。
でも不思議。
頭の中から龍が消えない・・・。
はぁ・・・。
「美晴さん最近ため息ばっかりですね(笑)」
はっ・・・。
顔を上げて前を見ると・・・。
そこには野木さんが笑って立っていた。
あっ・・・もう遅番が来る時間かッ・・・・。
「ごめんごめん~(笑)・・・ちょっと考え事~・・・・」
下の子達に・・・心配を掛ける訳にはいかないッ!!!
私がそう言ってカウンターから出て店内を無意味にウロウロ・・・。
野木さんはバックヤードから顔を出し・・・ケタケタ笑って・・・。
「(笑)美晴さんー・・・分かりやすいッ!!!」
あ・・・・(笑)
はぁ・・・。
ダメだな私・・・・。