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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第12章 俺の焦り





野木渚said



はじめましてッ!!!


私は野木渚といいますッ!!



年は美晴さんの2歳下の29歳、独身(笑)彼氏無しッ



wreathをこよなく愛し・・・憧れて入ったけど・・・美晴さんが来る前に居た店長と副店長にいびられ続け・・・一回は辞めようかって思った・・・。



でも美晴さんが来てくれて・・・私に言ったの。



こんなにwreathの服が似合ってて・・・接客も上手なんだから・・・。



もう一度私達wreathに貴方から信頼して貰えるようチャンスをくださいって・・・。




(笑)




ビックリした。




こんな低姿勢で・・・私にチャンスをくださいって・・・そんなことを言う店長居ますか???



美晴さんが、あの銀座本店を仕切っていた理由が分かった気がした。




いつも私たちスタッフを見ていてくれて・・・大事にしてくれる・・・。




私は美晴さんを・・・。




信頼しています・・・。




そんな美晴さんが最近ずっと・・・元気がない。




私は着替えを済ませ・・・。




「何かありました???(笑)」




そう言って店頭に出ると・・・。



美晴さんは慌てて顔の前で両手を振り・・・。




「ううん!!ううん(笑)(笑)ないないないッ!!!」




(笑)




バレバレ~・・・(笑)(笑)




美晴さんって・・・嘘つけない人(笑)




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