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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第13章 兄貴の結婚式と・・・嫉妬





和也said



最近、俺は時間を作っては仕事中に会社を抜け・・・美晴さんに逢いに行ってる。



その時・・・お兄さんの家の再建資金や・・・龍の医療費・・・美晴さんへの慰謝料を少しづつ持って・・・。


いや、・・・でも一番の目的は・・・。



彼女が心配だったから・・・。



逢いに行っていた。




彼女は俺が行くたびに毎回・・・逢う事もお金も・・・断っては来る・・・。



でも・・・。



放っておけなかったんだ。




龍は俺の顔を疑う目で見てきた(笑)




「龍は知らないと思うけどさ・・・俺はもう10年近く前に彼女を兄貴に紹介されて~・・・俺はその時彼女に一目ぼれしたから・・・(笑)」




そう・・・。




俺は兄貴に美晴さんを紹介された時・・・心を奪われてしまった・・・。




龍は目を見開いて俺を見て言葉を詰まらせた。




「そういう奴がチョイチョイ彼女に逢いに行ってるって頭に入れておけ!!!(笑)」




暢気に思い出せないと言って・・・何も行動しなかったら・・・。




誰かに奪われるぞ?





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