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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第13章 兄貴の結婚式と・・・嫉妬
湊said
アイツ遅くない?
もしや部屋に戻って喧嘩したとか?
俺はバーの入り口を見ながら携帯を弄っていた。
ん?
全く気付かなかったけど・・・。
そこには美晴ちゃんからのラインが・・・。
皆に気付かれないようそれを開くと・・・。
『龍に言うとまた喧嘩になりそうだから、・・・・私は先に帰ります^^タクシーで空港まで行くから大丈夫♪でも龍がそれで混乱したらごめんなさい。今は彼と少し離れた方が良いのかもと前から考えていました。ご迷惑を掛けてごめんなさい。』
・・・・・・。
え?
「ぇえっ?!」
思わず携帯を握りしめ立ち上がると・・・・。
俺の横に居た和也さんが・・・。
「何ッ???何かあった?」
・・・・・・。
龍・・・。
アイツ何処行った?
俺は慌てて店を出て龍に電話を掛けた。
・・・・・・。
『あ~・・・・もしもし?』
・・・・・。
「あの・・・さ、お前今何処?」
まさかとは思うけど・・・。
部屋で酒とか飲んでないよな?
『あ~・・・・もうさぁ~・・・・。俺もう終わったわ!(笑)』
・・・・・・。
コイツ・・・飲んでるしッ!!!!