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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第14章 違う人と過ごす夜・・・。
顔を上げると・・・・。
私を少し引き寄せカウンターのお姉さんに・・・。
「その飛行機ッ・・・・もう一席空いてますかッ?」
・・・・・・・。
何で・・・・。
お姉さんは慌ててPCを見て・・・。
「あ・・・(笑)はい・・・もう一席お取りできますが・・・・。」
・・・・・。
「じゃ、・・・2人分お願いします・・・。」
スマートに・・・内ポケットから財布を出し・・・。
私を見てニッコリ笑う・・・。
「和也君・・・・・。」
・・・・・。
そう・・・。
和也君は笑って財布から1万円札を何枚か出し・・・・。
会計を済ませた。
なんで?
「ちょっとあっちに行きましょう(笑)」
・・・・・・。
そう言って私のスーツケースを引き・・・・ベンチの前まで行くと・・・・。
「美晴さん座って???(笑)」
何で和也君が・・・・。
私はギュッと胸の前で手を握って・・・そのベンチに腰掛けた。
和也君はニッコリ笑って・・・私の前にしゃがむと・・・。
私の膝を両手で撫で・・・。
「一人で帰ろうとしたの???(笑)」
・・・・・・。
一回頷いて・・・。
「何で・・・何で来たの?」