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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第24章 世界一寂しがり屋のS男
幸said
仁君が宿帳を書いてる間・・・。
私は一体何を話したらいいのか分からなくって・・・・。
立ち上って勝手に桜の説明・・・///////
すっごい手に汗・・・。
拳をギュッと握って・・・。
「その道の先を・・えっと・・・横断歩道を渡りまして・・その下の階段を下りて・・右に曲がって・・・。」
私何を言ってるんだろう。
「曲がりますとまた直ぐに横断歩道がありまして・・・えっとえっと・・・・」
もう頭が・・・おかしくなりそうで。
頭の中の地図がグルグル回る。
えっと・・・何処だっけ何処だっけ・・・・。
目が回る~ッ!!!!
「あの・・・えっと、・・・ちょっと分からなくなってきたので最初から・・・」
バカな私はまた宿を出たところから頭を整理して話そうとした・・・。
すると・・・。
「後で地図書いて!!!言われても分かんねーし・・・・。」
はっ・・・・。
下を向くと・・・。
仁君が、シレっとした顔で書いた宿帳を私に向けて来て・・・・。
「書いた!!!!」
はっ・・・・//////
「あ、・・・失礼しましたッ!!!!//////少々お待ちくださいませッ!!!!」
直ぐに宿帳を受け取ってフロントへッ・・・・。
ッ!?!?
焦った私は・・・・。
「きゃっ・・・・・・・」
ドカッ・・・・。
・・・・・・・・・・・。
仁君の直ぐ・・・横で・・・・。
転んだ・・・・。