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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第25章 私で・・・良いのでしょうか?
支度部屋に戻ると、花さんが指示を出しながら他の仲居さんたちがどんどん料理を運ぶ・・・。
花さんは私の方を見て・・・。
「高梨様・・・今お酒の追加のお電話頂いたから(笑)幸ちゃん直ぐに持って行って???」
え・・・・///////
もうッ???
早いな・・・。
私は瓶ビールをお盆に乗せ・・・。
「あの・・・花さんは・・・高梨様の話とか何か聞いていましたか???」
私が聞くと花さんは笑った。
「女将さんがね・・・(笑)・・・・高梨様は幸ちゃんに逢いに来たと思うからと・・・それだけ聞いてるよ(笑)何ッ???やっぱり元彼とかッ???」
花さんがそう言って笑うと他の仲居さんたちが一斉にこっちを見たッ!!!(笑)
彼・・・・。
元彼・・・???
私は首をブンブン横に振って・・・。
「チッ・・・違います違います!!!!////////」
違う・・・。
仁君は・・・。
仁君とは・・・付き合ってはいない・・・。
私なんか・・・。
付き合える相手じゃない・・・。