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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第32章 篠田家の今後・・・。
美晴side
館山についたのは12時前・・・。
お兄ちゃん達は今は元あった自宅近くに賃貸の家を借り・・・未だにあの土地はそのままだ・・・。
お兄ちゃんは漁協で働き・・・鈴江さんは自治会長さんの紹介でスーパーでパート・・・。
陸と海は小学校・・・空は幼稚園・・・。
お母さんとお兄ちゃんと鈴江さんとテーブルを囲みお茶を飲む・・・。
「イジメ???」
龍と私は声を揃え・・・そう言った。
お兄ちゃんはお茶を飲み干し・・・。
「なんかなぁ~・・・あの火事があった後、家無し子ってからかわれてるらしくてな~・・・(笑)最近学校行きたくねぇッて駄々こねるんだ!!!」
それは・・・リー君の話・・・。
あんな怖い思いをさせた上に・・・そんな事があったなんて・・・。
私は申し訳なくて・・・何も言えない・・・。
「でね・・・(笑)・・・あの~さ、・・・前にちょっと湘南に避難したじゃない???」
話を切り出したのは・・鈴江さん・・・。
あ・・・。
私と龍は顔を見合わせ・・・。
「あ・・・うん(笑)・・あの時結構あの辺の子達と遊んでたよね???リー君・・・」
私が言うと・・・お母さんが・・・。
「なんか~・・あのマンションに住んでる・・・陽人君ッて子と仲良くなったみたいでね・・・(笑)最近よく電話してるのよ~・・・」
??????
んっ???
新キャラ陽人君ッ?????
(笑)