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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第34章 不安な事
季節は5月・・・。
私と龍は休みの日の度に結婚式場の見学をしたりして過ごす日々。
「やっぱここが良いかなー・・・・。」
私は一つの結婚式場のカタログを手にしてソファーに座る龍にそれを見せた・・・。
龍は笑って・・・。
「何々???(笑)大体見当はついてるけど???」
(笑)
結局、沖縄のご両親にも話をしたら・・・。
お義母さんがせっかくなら私達が暮らす湘南に来てみたいと言って来て・・・。
そして最大の難関、お爺ちゃま(笑)
お爺ちゃまも元気でピンピンしているから大丈夫!!
そして、結城ちゃんの子供の件・・・。
もう産まれて1年以上経ち式を挙げる時にはきっと2歳に近いから結城ちゃんも久々こっちに来たいと言ってくれて・・・。
結婚式はこっちで挙げる事に・・・。
そして・・・・。
私が手に取ったのはあのドレスを着させてもらったサロンが契約する新しい結婚式場・・・。
湘南の海沿いに佇むその式場・・・。
教会は海が見える逗子で上げ披露宴は海沿いの新しい会場で・・・そんな事を私は頭の中で思い描いていた・・・。