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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第3章 不審者・・・それは。
美晴said
「リー君が???」
私達は大きな居間に案内されて・・・会長さんとその奥様・・・。
お兄ちゃんと鈴江さん・・お母さんとテーブルを囲み・・・。
子供たちは庭で遊んでいた・・・。
まるであの日・・・龍が挨拶をしに行った日みたいな光景だった・・・。
でも・・リー君が・・・。
お兄ちゃんは外で遊ぶ3人を見て・・・。
「今は・・・少し元気にはなったがな・・・(笑)・・・陸は最初に火事を目撃して・・・相当怖かったんだろうな・・・。」
私と龍も庭を眺め・・・3人を見つめた。
確かにリー君は・・・。
地面にしゃがみ込み・・・ジーーっとしていていつもの元気さがない。
「なんか・・・見たんじゃねーかって思ってな・・・・。」
お兄ちゃんが煙草に火をつけ言った。
何か???
私がお兄ちゃんを見ると・・・。
会長さんもタバコに火をつけ・・・。
「最近この辺をうろついてた不審者・・・もしかしたらその男が庭に居たのを・・・リー君は見たんじゃないかって晴夫と言っていたんだ・・・・」
・・・・・。
不審者・・・。