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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第3章 不審者・・・それは。
そして俺らに言った。
あの火事が起きた日・・・。
庭先で・・・。
滝本見たと・・・・。
トイレの脇の窓から滝本がガソリンをまいていたのを陸は見た・・・。
そして・・・。
滝本も陸に気付き・・・。
一回手を止め陸に近づいて・・・。
ビックリした陸は逃げようとしたが・・・・体が固まって動けなかった。
そして滝本は窓を開けるよう外から指示し・・・陸は少し窓を開けた。
陸は・・・。
その時の滝本の顔が・・・。
忘れられないと言った・・・。
怖い目で睨みつけ・・・少し笑って・・・。
「チビ、・・・お前誰かに俺の事を言ったら・・・。」
・・・・・。
「お前も・・お前の親父も母ちゃんもお前の弟2人も・・・美晴も・・・一緒に居る龍という男も・・・焼き殺してやるからな・・・。」
・・・・・。
「熱いぞ~??お前の皮膚も・・・目ん玉も・・・全部焼いてやる・・・。」
そう言って・・・
またガソリンをまき・・・。
火を放った。
そう・・・。
犯人は・・・。
滝本・・・幸助だ・・・。