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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第43章 永遠のさようなら。
私は・・・急遽佐藤ちゃんに早番と遅番を代わってもらい・・・。
龍と一緒に地元の小さな産婦人科に来ていた。
診察台を降り準備を整え先生が待つ部屋に戻ると・・・・。
先生は私の問診票を眺めた。
「上地美晴さん・・・過去に3回流産してるのか~・・・・。」
・・・・・・・。
私は先生の前に座り・・・・。
「あの・・・。やっぱり流産しやすいとかそう言うのってありますか???」
円錐切除手術もしている分・・私は・・・流産しやすい。
「ん~・・・円錐切除もしてる・・・か・・・。」
やっぱ・・・。
厳しいのかな・・・。
ギュッと拳を握って先生を見ていると・・・・。
先生は私をチラッと見て・・・。
ニッコリ笑った。
「そうね~・・・。うん・・・正直医学的には円錐切除をしている方は流産をしやすいって統計は出ている・・・。」
・・・・やっぱりそっか・・・・。
「でもね、絶対するわけじゃないのよ???(笑)」
・・・・・・。